無線LANを利用するときは、セキュリティ対策が十分にされていないものがあるので、注意が必要です!
今回は、無線LAN利用時に簡単に行えるセキュリティ対策について、わかりやすくまとめてみました!
セキュリティ対策には通信の暗号化(iPhone、Android)
これは、無線LANアクセスポイントに接続する際に、通信の暗号化がされていない場合、ネットワーク上に読み取り可能なデータが流れることになります。
このため、情報を不正に自分の端末や自宅ネットワーク内の情報が盗み取られる可能性があります。
そのため、アクセスポイントに接続する際にはWPA(Wi-Fi Protected Access)やWPA2などの暗号化方式を使用して暗号化を行っていることを確認します。
確認方法は以下を参照してください。↓
〈iPhoneの場合〉
1.ホーム画面から[設定]をタップします。
2.[Wi-Fi]をタップします。
3.青いチェックがついている項目の値がSSIDです。
〈Androidの場合〉
1.「設定」の歯車アイコンをタップします。
2.[Wi-Fi]をタップします。
3.「接続されました」や「接続済み」と表示されている項目の値がSSIDです。
ここで大事なことをまとめると、
・暗号化を行うこと
・パスワードは8文字以上で、英数字や記号が入るなどのランダムなパスワードにしておくこと
↑2つ目の項目はセキュリティ対策として行うべき基本の設定なので、その他の場面でも意識してみてください(^_−)−☆
(参考)「WPA」や「WPA2」などによる暗号化について
無線LANの情報セキュリティの方式には、WPA、WPA2、WEP(Wired Equivalent Privacy)という3つの方式があります。そのうち、WEPは最も古い方式であり現在では容易に解読されるおそれがあるため、WEPが持つ弱点を補強して解読が困難となったWPA又はWPA2による暗号化を行いましょう。
ファイル共有オフで不正アクセスを防止する!
次に「ネットワークファイル共有」ですが、これを意図せず有効にしておくと、他者からウィルス等の不正なファイルを送り込まれたり、逆に端末内のファイルを不正に盗み取られたりする可能性があります。従って、これは必要でない場合は無効にしておくことが重要です。
大事な情報はSSL/TLSのやりとりで情報漏れ対策!
無線LANを利用するときは、大事な情報はSSL(Secure Socket Layer)/TLS(Transport Layer Security)でやりとりするようにしましょう。
インターネットは、一般に通信内容を盗み見られる危険性があるものですが、無線LANは電波を使っているため、その危険性が高まります。
それを防止するためには、信頼できるウェブサイトやサーバとの間で、データを暗号化して送受信することが有効です。
特に、ID・パスワードなどのログイン情報、クレジットカード番号や暗証番号といった大切な情報、名前や住所、写真、動画などのプライバシー性の高い情報をやりとりするときには、「SSL/TLS」による暗号化がされていることを確認してから、送受信するようにしましょう。
この約束を守ることで、「通信内容を盗み見られる」ことを防ぐことができます。
●SSL/TLSを利用しているかどうかを確認する方法
SSL/TLSの利用は、次の2点から確認できます。
・URLが「https」で始まっている。
・パソコンやスマートフォンのブラウザに「鍵マーク」が表示されている。(お使いのブラウザによって表示場所が異なります。一度確かめてみましょう。)
無線LANをお使いになる際は、以上のことに気をつけて、安全にスマホを利用しましょう(*´◒`*)
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